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USB-Cのケーブルは見た目がどれも同じなのに、つないでみたらノートPCの充電が遅い、モニターに画面が映らない、ということがあります。机の引き出しに何本もUSB-Cケーブルがたまっていて、どれが何に使えるのかわからなくなっている人も多いのではないでしょうか。
USB-Cは「端子の形」の名前で、ケーブルが対応している機能はそれぞれ違います。この記事では、在宅ワークでUSB-Cケーブルを選ぶときに見るべき表記と、エレコムの240W対応ケーブル「MPA-CCECPSM20BK」をメーカーの公開情報をもとに紹介します。
ケーブルは「充電」「データ」「映像」の3つで見る
USB-Cケーブルの性能は、大きく3つに分けて考えるとわかりやすくなります。1つ目は充電できる電力(W数)。スマートフォンなら小さな電力でも足りますが、ノートPCを充電するには、PCと充電器が求める電力に対応したケーブルが必要です。2つ目はデータ転送の速度で、USB2.0相当の480Mbpsから、10Gbps以上の高速なものまであります。3つ目は映像出力。USB-Cでモニターにつなぐには、映像信号に対応したケーブルである必要があります。
つまり、「ノートPCの充電用」「外付けSSD用」「モニター接続用」で、選ぶべきケーブルが違うということです。USB-CからHDMIへの変換や外付けSSDの記事でも触れたとおり、用途を決めてからケーブルを選ぶのが失敗しないコツです。
充電用なら「W数」を確認する
ノートPCをUSB-Cで充電するなら、USB Power Delivery(USB PD)対応で、必要な電力に見合ったケーブルを選びます。一般的には60W対応と、それを超える100Wや240W対応のものがあります。240W対応のケーブルなら、現在のUSB PDの上限の電力まで対応しているので、ノートPCの買い替えで充電器の出力が上がっても使い続けやすいのが利点です。ただし、実際に流れる電力は、充電器とPCの組み合わせで決まります。
エレコム MPA-CCECPSM20BKの仕様
MPA-CCECPSM20BKは、シリコン素材の表面にメッシュ加工をしたUSB-Cケーブルです。エレコムの公式情報は次のとおりです。
- USB Power Delivery対応で、最大240W(48V/5A)での充電に対応
- 規格はHi-Speed USB(USB2.0)で、データ転送は最大480Mbps(理論値)
- DisplayPort Alternate Mode(映像出力)には非対応
- ケーブル長は約2m(コネクター含まず)、太さは約4.2mm
- シリコンのやわらかさとナイロンメッシュの耐久性を持ち合わせた、断線しにくい構造をうたう
- 金メッキピン、2重シールド。ケーブルバンドが付属。保証期間は1年
この仕様からわかるとおり、このケーブルは「ノートPCやスマートフォンの充電」と「一般的なデータのやり取り」向けです。モニターへの映像出力や、高速なSSDの性能を引き出す用途には向きません。それぞれ別のケーブルを用意しましょう。
2mという長さの使いどころ
2mあると、デスクの下の電源タップから机の上のノートPCまで、余裕をもって届きます。椅子を引いたときにケーブルが引っ張られにくいのも長めのケーブルのよさです。一方で、短い距離で使うと余った部分が机の上でとぐろを巻いてしまうので、付属のケーブルバンドでまとめておくとすっきりします。
手持ちのケーブルを仕分けておく
新しいケーブルを買ったら、手持ちのケーブルも一緒に整理してみましょう。マスキングテープに「240W充電」「データ」「映像OK」のように書いてコネクターの近くに貼っておくだけで、次に迷う時間がなくなります。
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