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耳栓を試してみたけれど、耳の穴に何かが入っている感覚がどうしても気になる。長く着けていると耳が痛くなる。そんな人が次に候補にするのが、ヘッドホンのような形で耳全体を覆う「イヤーマフ」です。工事現場や工場で使われているイメージが強いかもしれませんが、最近は勉強や読書の集中用として選ぶ人も増えています。
この記事では、在宅ワークで使う防音イヤーマフの選び方と、3Mの「PELTOR イヤーマフ X4A」をメーカー・販売店の公開情報をもとに紹介します。
耳栓とイヤーマフ、どちらが合う?
耳栓は小さくて持ち運びやすく、横になっても邪魔になりません。一方で、耳の穴に入れるので、形が合わないと痛みやかゆみが出ることがあります。イヤーマフは耳の穴に何も入れず、耳のまわりをクッションで覆うタイプです。着け外しが簡単で、短い休憩のたびに外してもすぐ元に戻せます。
そのかわり、イヤーマフはある程度の大きさと重さがあり、頭を締めつける感覚があります。夏場は耳のまわりが蒸れやすいことも覚えておきたい点です。どちらか一方に決めず、日中の作業はイヤーマフ、移動中はイヤホンや耳栓、と使い分けるのも現実的です。
遮音性の目安「NRR」の見方
イヤーマフの遮音性は、NRRという数値で表されていることが多くあります。数値が大きいほど、音を小さくする目安が大きいということです。ただし、メーカーも注記しているとおり、これは正しく装着したときの値です。メガネのつるや髪の毛がクッションの下に挟まると、隙間から音が入りやすくなります。
また、遮音性が高いほど、カップが大きく重くなる傾向があります。在宅ワークで長時間使うなら、遮音性の数字だけでなく、重さや締めつけの強さとのバランスで選ぶのがおすすめです。
3M PELTOR X4Aの仕様
X4Aは、3MのPELTOR Xシリーズのヘッドバンドタイプです。3Mは「コンパクトさと高い遮音性を両立」した防音保護具と紹介しています。公開されている主な情報は次のとおりです。
- 遮音値はNRR 27dB(ANSI S3.19-1974に基づく)
- 重量は234g、幅130×高さ170mm、カップ部の厚さは46mm
- ツインヘッドバンドが頭頂部の放熱を助ける構造
- バンド部分とカップ部分に硬質で耐久性の高い素材を使用
- 2013年のreddot design awardなど、海外のデザイン賞を受賞
- 原産国はポーランド
3Mは、装着指導なしでも着用効果のばらつきが少ないこと、簡単に着け外しできることもメリットとして挙げています。Xシリーズには遮音値の違うX1A〜X5Aがあり、X4Aは軽量・薄型のモデルとして位置づけられています。
メガネをかけている人が気をつけたいこと
イヤーマフのクッションは、耳のまわりに密着することで音をさえぎります。メガネをかけていると、つるの部分がクッションと頭の間に挟まり、そこにわずかな隙間ができます。また、つるが押しつけられて耳の上が痛くなることもあります。
気になる場合は、つるが細いメガネを使う、クッションの位置を少しずらして当たり方を調整する、といった工夫を試してみてください。購入前に、普段かけているメガネで長時間使えそうかをイメージしておくと安心です。髪が長い人は、髪をクッションの下に挟まないように耳にかけてから装着すると、密着しやすくなります。
在宅ワークで使うときの工夫
イヤーマフは音を「消す」ものではなく「小さくする」ものです。家族の話し声やテレビの音が遠くなり、気になりにくくなるくらいに考えておくと、期待とのズレが少なくなります。宅配便のチャイムや電話の着信を聞き逃さないよう、スマートフォンをバイブにして手元に置いておくと安心です。
使わないときの置き場所も決めておきましょう。机の上に置くと意外と場所をとるので、ヘッドホンフックに掛けておくと、すぐ手に取れて机も広く使えます。長時間着け続けると耳のまわりが疲れることがあるので、1時間に一度は外して休憩するのがおすすめです。
3M PELTOR イヤーマフ X4Aの販売ページ
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