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会議の途中で「ちょっと声が遠いです」と言われて、思わずPCに顔を近づけた経験はありませんか。ノートPCの内蔵マイクは本体の縁にあることが多く、キーボードを打つ音やファンの音も一緒に拾いがちです。話している内容より、聞き取りにくさのほうが印象に残ってしまうのはもったいないことです。
USBマイクを1本足すだけで、口元とマイクの距離を自分で決められるようになります。この記事では、Web会議向けに「指向性・方式・接続・置き方」の4点からマイクの選び方を整理し、エレコム HS-MC07UBK、オーディオテクニカ AT2020USB-X、AT2040USBの3本を比べます。
結論:まずはHS-MC07UBK、声の質にこだわるならAT2020USB-X
内蔵マイクからの最初の一歩なら、エレコム HS-MC07UBKが手軽です。USB-Aに挿すだけで使え、フレキシブルアームで口元に近づけられ、手元のボタンでミュートできます。LEDの色でオン・オフがひと目でわかるのも会議向きです。
声をよりクリアに届けたい、ナレーション録りもしたいなら単一指向性のコンデンサーマイクAT2020USB-X。家族の声や生活音が入りやすい部屋なら、ハイパーカーディオイドのダイナミック型AT2040USBが向いています。
おすすめ3本
エレコム HS-MC07UBK:挿すだけで使えるスタンドマイク
エレコム公式の仕様では、エレクトレットコンデンサー方式、無指向性、周波数帯域100〜10,000Hz、インターフェースはUSB-Aでケーブル長1.5m。ドライバー不要で、マイクのON/OFFはボタンで切り替えられ、LEDが青(ON)と赤(OFF)で状態を示します。外形寸法は幅98×奥行120×高さ310mm、重量約90gです。
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オーディオテクニカ AT2020USB-X:声をきれいに届けたい人に
バックエレクトレット・コンデンサー型で単一指向性、周波数特性は20〜20,000Hz、最大24bit/96kHzに対応します。出力はUSB Type-Cで、Type-C to Aケーブルと変換アダプターが付属。本体にヘッドホン出力(φ3.5mm)とミキサー調整ダイヤル、静かに操作できるミュートタッチセンサーがあり、専用スタンドも同梱されています。質量は約373gです。
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オーディオテクニカ AT2040USB:生活音の多い部屋に
ダイナミック型でハイパーカーディオイド(単一指向性よりさらに狭い指向性)。周波数特性は80〜16,000Hzで、80Hz・18dB/octaveのローカットスイッチを備え、足音や空調などの低い雑音を抑えられます。ショックマウントとポップフィルターは本体に内蔵。付属するのはマウンティングクランプで、卓上スタンドは付かないため、マイクアームやスタンドを合わせて用意しましょう。質量は約600gです。
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3本のスペック比較
| 項目 | HS-MC07UBK | AT2020USB-X | AT2040USB |
|---|---|---|---|
| 方式 | エレクトレットコンデンサー | バックエレクトレット・コンデンサー | ダイナミック |
| 指向性 | 無指向性 | 単一指向性 | ハイパーカーディオイド |
| 周波数特性 | 100〜10,000Hz | 20〜20,000Hz | 80〜16,000Hz |
| 接続 | USB-A(1.5m) | USB Type-C(約2.0mケーブル付属) | USB Type-C(約2.0mケーブル付属) |
| ミュート | ボタン+LED | タッチセンサー+LED | タッチセンサー+LED |
| ヘッドホン出力 | なし | あり(φ3.5mm) | あり(φ3.5mm) |
| 付属の設置具 | スタンド一体型 | スタンド付属 | マウンティングクランプ |
| 質量 | 約90g | 約373g | 約600g |
※仕様はエレコム、オーディオテクニカの公式製品ページの掲載内容にもとづいています。
選ぶときに見る4つのポイント
1. 指向性は「部屋の静かさ」で選ぶ
無指向性は周囲の音を均等に拾うため、マイクの位置に神経質にならずに済む一方、部屋の音も入りやすくなります。単一指向性は正面の音を中心に拾い、ハイパーカーディオイドはその範囲がさらに狭い設計です。静かな個室なら無指向性でも十分、リビングの一角で話すなら指向性の狭いものが向いています。
2. コンデンサー型とダイナミック型
コンデンサー型は感度が高く、声の細かなニュアンスまで拾いやすいタイプ。ダイナミック型は口元に近づけて使う前提で、離れた音を拾いにくい性質があります。AT2020USB-Xは周波数特性が20〜20,000Hzと広く、AT2040USBは80Hzからに絞られている点にも、その性格が表れています。
3. 口元までの距離を決められるか
どのマイクも、口元に近いほど声が大きく、周囲の音が相対的に小さくなります。HS-MC07UBKはフレキシブルアーム、AT2020USB-Xは角度を変えられるスタンド、AT2040USBはアームに付けて口元に寄せる使い方が基本。机の広さと、キーボードとの位置関係を考えて選びましょう。
4. 接続端子とモニター用の出力
USB-Cしかないノートなら、Type-C出力のAT2020USB-XとAT2040USBはケーブル1本で済みます。自分の声を遅延なく確認しながら話したい人にとっては、本体のヘッドホン出力も便利な機能です。
よくある質問
ヘッドセットとマイク、どちらがいいですか?
耳をふさがずに話したい、長時間でも頭が疲れないほうがいい、という人には卓上マイクが向いています。相手の声を確実に聞き取りたい、スピーカーの音を拾わせたくない場合はヘッドセットも検討してみてください。
会議アプリでマイクが切り替わりません。
ZoomやTeamsでは、アプリ側の設定で入力デバイスを選ぶ必要があります。USBマイクを挿したら、アプリのオーディオ設定でマイク名を選んでおきましょう。
Macでも使えますか?
AT2020USB-XとAT2040USBは公式にmacOSの対応バージョンが記載されています。HS-MC07UBKの公式対応機種はWindowsパソコンとPlayStation 4/5です。
声が聞き取りやすいと、それだけで話し合いはスムーズに進みます。部屋の静かさと机のスペースを思い浮かべながら、自分に合う1本を見つけてください。

