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引っ越したばかりの部屋でWeb会議に出たら、「なんだか声がお風呂場みたいに響いてるね」と言われた。家具の少ない部屋や、壁がむき出しの仕事スペースでは、自分の声が壁に跳ね返ってマイクに戻ってくることがあります。マイクを替える前に、部屋の響きそのものを少し抑えるという方法もあります。
この記事では、吸音パネル(吸音材)でできることと、在宅ワークのデスクまわりで貼る場所の考え方を整理し、和気産業の吸音材「QUTO(キュート)WBK-06」を、販売ページに掲載されている仕様をもとに紹介します。
吸音と遮音は別のもの
最初に押さえておきたいのは、吸音材は音を「外に漏らさない」ための道具ではないという点です。吸音は、部屋の中で反射する音を吸い取って響きを減らすことを指します。遮音は、壁の向こうへ音が通り抜けるのを防ぐことです。QUTOの販売ページにも、完全に音を遮断したり無音にしたりするものではないと明記されています。
そのため、「隣の部屋に声が聞こえないようにしたい」という目的には吸音材だけでは足りません。販売ページの説明でも、外への音漏れを防ぎたいときは中の音を吸音材で吸収しつつ、ドアなど開閉部の隙間を隙間テープやシール材で塞ぐとより効果が出るとされています。一方、「自分の声が響いて聞き取りにくい」「部屋の音がガランとしている」という悩みには、吸音材が合っています。
貼る場所は「声が当たる壁」から
デスクを壁に向けて置いているなら、まず考えたいのは正面の壁です。話している声が最初に当たる場所なので、ここで反射を減らすとマイクに戻る音を抑えやすくなります。QUTOの説明では、取り付け面積は広いほど効果が出やすく、部屋の隅や角、向かい合わせの壁に使うのも効果的だとされています。
面積が広いほど効果が出やすいということは、1枚で完結させるより、少しずつ足していく前提で考えるほうが現実的だということです。正面の壁から始めて、足りなければ横や背面の壁に広げていくと、予算と見た目の両方を調整しやすくなります。
QUTO WBK-06の仕様
- サイズ:厚さ35mm×幅450mm×長さ910mm、1枚
- 材質:ポリエステル不織布(表皮・母材)
- 色:白
- 取り付け:付属の両面テープで貼り付け
- 加工:難焼加工、撥水加工
- 使用温度範囲:-30〜120℃
- カット:鋭利なカッターやハサミで可能(切り跡から崩れる場合あり)
幅450mm×長さ910mmは、デスクの正面の壁に縦に貼っても横に貼っても収まりやすい大きさです。寸法には実寸の±10%程度の差があると案内されているので、ぴったり並べたい場合は現物を見てから位置を決めると安心です。
響きが本当に減ったかどうかは、自分の耳だけでは判断しにくいものです。貼る前と貼った後に、PCの録音アプリやWeb会議ツールのテスト機能で同じ文章を読んで録音し、聞き比べてみると変化がわかりやすくなります。コンセントやスイッチがある壁なら、ハサミやカッターで切って避けることもできますが、切り口が崩れる場合があるので、切る回数は少なく済む配置を先に考えておくとよいでしょう。
貼る前に知っておきたい注意点
販売ページには、布を被せたり塗装したりすると、通気性が常に保たれていない限り効果が得られないと書かれています。見た目を変えたくなっても、表面を覆わないようにしましょう。また、ぶら下がったりもたれかかったりと、頻繁に触れる使い方は避けるよう注意書きがあります。椅子の背が当たる位置は避けるのが無難です。
両面テープで貼るため、賃貸の場合は壁紙への影響が気になるところです。貼る前に管理規約を確認したり、目立たない場所で試したりと、退去時のことも考えておくと後で困りません。
マイク側の対策もしたい場合は、Web会議用マイクの選び方を、家族の声など外からの音が気になる場合はホワイトノイズマシンの記事も参考にしてみてください。
和気産業 QUTO WBK-06を販売ページで確認する
和気産業 QUTO 吸音材 WBK-06(白・35×450×910mm)
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声の響きは、自分では気づきにくく、相手に言われて初めてわかることが多い悩みです。マイクやイヤホンを替える前に、部屋の壁を少し変えてみる。そういう順番もあります。
価格・在庫・仕様は変更されることがあります。購入前に販売ページで最新情報を確認してください。

